端午の節句は本来、中国からの風習で、日本にあった風習も合わさったようです。中国からの風習は、厄払いのために、しょうぶやヨモギを飾ることで邪気を払うと言われています。
男の子の成長を祝う日で、昔から刀や鎧、兜、や武者人形(金太郎)をモデルにした五月人形を飾るようになった。
五月人形はなんで飾るの?
金太郎は小さな体で、大きなクマと相撲をとって勝つというのが有名ですよね?その後も、山の動物たちと綱引きをして、複数の動物vs金太郎で勝負しましたが、その勝負も金太郎が勝ちました。小さな体でも諦めずに戦う金太郎のような男の子になってほしいと昔の人は願ったんでしょうね。そして金太郎はただ強いだけでなく、さらに優しい男のこだったようです!
五月人形よく見ると髪型など金太郎にそっくりですもんね!
子どもに話すとき
金太郎の絵本を読んだ後に、


なんで兜や鎧を飾るの?
武将にとっての鎧や兜は自分の身を護るための大切な道具でした。
子どもに話しとき


鯉のぼりを上げる意味は?
なぜ、鯉のぼりを飾るのか!中国からのお話ですが、魚の中で鯉だけが滝の逆流にも立ち向かおうとする姿から、鯉のようにどんな辛いことでも立ち向かう強い子どもになってほしいという気持ちを込めて、鯉のぼりを上げるようになったようです。
子どもに話すとき


鯉のぼりの上に付いている、5色の色は何?
吹流しといって、「魔除け」の意味があります。
近代までの日本は医療が発達しておらず、栄養失調などで、命を落とす子どもが多かったのです。特に乳幼児に多かったそうです。
こいのぼりは、子どもが健康に育つようにという親心から作り出したものです。
青(緑)=木
赤=火
黄=土
白=金
黒(紫)=水
を意味しています。
この5つの吹流しの鯉のぼりは(家族)を守ってくれる「魔除け」である。
5色あることで、力を発揮し邪気を払ってくれるのです。
子どもに話すとき

なんで柏餅を食べるの?
柏の木の葉っぱは新しい芽が出てくるまで、古い葉っぱは落ちないでずっと残っています。そのことから、「この家の跡を継ぐ、子どもが生まれるまでは親は死なない」ということだそうです。
子どもに話すとき

まとめ
私が保育士の時に、子どもにわかりやすく話す時の話し方なので、簡単にしか伝えていませんが、参考になれば嬉しいです。間違いがあればすみません。